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長野選挙区 参議院選挙が真っ只中であります

長野県区では現在の先行候補を次点候補が追いかけるという状況のようです。仕事柄、マスコミ各社が事前調査をしている数字を教えてもらうことがあります。5月中旬のデータだと、こんなに差があるのかという感じでしたが、公示日付近ではかなり追い上げたので「猛追」という表現をしているマスコミもあります。ただ、追いかけている状況は変わってはいないと思います。

参議院選挙は全県選挙区なので大変であります。選挙期間は全県選挙である参議院選と知事選が17日間です。自分も衆参両議院、知事選、市長選、県市議選とほぼ全選挙で選対本部に入ったことがありますが、参議院選挙は大変、キツイです。特に長野県区は広いので、遊説隊の移動もそうですが、候補者もスタッフも体力・気力を使います。

ちなみに参議院選挙では、長野県区で選挙ハガキが4万5千枚、選挙ビラ16万枚、選挙用ポスター(公営掲示場の数、長野市で718箇所なので、推測ですが全県で3500箇所程度か)。これをきちんとこなすには、自陣営でハガキ4万5千人分の名簿作成と印刷、16万枚の選挙ビラに証紙を貼り、3千数百箇所にポスターを貼らねばなりません。山積みになった16万枚のビラと証紙をみて選挙スタッフはため息をつきながら延々と作業をするわけです。これらが参議院選挙は政党の看板を背負って出馬すると言われるゆえんの一部です。

ところで、老舗政党にとっても大変な作業ですが、新興政党がビラやハガキを使っているのかわかりませんが、ポスター貼り等や遊説をきちんとやっているのは少々驚きです。通常、選挙スタッフは公費が使える仕事もありますが、基本ボランティアであります。ただ、これら作業のなかには労務・作業として費用を払えるものもあります。(事務上の必要な手続きがもちろんあります)スタッフが少ない、いないとなると党および自己資金でやるはずで、結構お金がかかる話で資金があるように見えます。選挙後に選挙運動費用収支報告書が提出されるので実情がわかると思いますが。

最後に与党についてです。鶴保議員の発言じゃないですが、味方に後ろから撃たれる?、ベトナム戦争の米軍みたいな状況で、各候補者や与党員は怒っているかもしれません。これは持論ですが「選挙では事故は起きるが、奇跡は起きない」というものだと思います。駄文で恐縮です。

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