長野市長が会長である浅川改修期成同盟会総会があり、建設企業委員長として参加してきました。浅川改修期成同盟会ですが、長野市及び小布施町の浅川流域住民代表者などが協力して、一級河川浅川の改修や治水対策の促進を目的に関係機関(県や国)へ要望活動を展開する組織です。 長野盆地(善光寺平)で、特に犀北(犀川の北側)は浅川や裾花川の堆積物により扇状地として形成されたようです。裾花川は江戸初期に東西に流れていた流路を現在の犀川に流れ込む流路に改修されましたが、浅川は西から東へ、市街地や耕作地を通って流れています。 浅川は支流として三念沢、隈取川、田子川、駒沢川、新田川があり、途中から雨水が流れ込むので上流と下流では倍以上流量が増えることがあり、特に下流域では治水対策が重要です。また、ご存知だと思いますが、浅川は土砂が流れ込むため天井川となる部分もあり、支流も含めて浚渫が定期的に必要となります。そのため、治水事業の支援を関係機関に要望するわけです。参考までに本年度の浅川改修期成同盟会の県への要望等の資料を添付致します。 余談ですが、ある研究によると長野盆地は河川により平均年間1mm程度の土砂の堆積がされているそうです。長野盆地では数メートル掘れば縄文時代の遺跡がでる場所があります。
添付資料です => https://www.docswell.com/s/kanazawa_atsushi/Z1RGDV-2025-06-01-173306


