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長野市ポンプ操法大会 第六分団練習

長野市消防団第六分団が6月22日のポンプ操法大会に出場しますが、早朝5時より練習をしておられます。 激励に伺いました。誠にお疲れ様です。

消防団の活動そのものに対するものなのか、ポンプ操法大会のみなのか、様々な意見があるようですので正確にお答えし難いのですが、一般論として。

消防団のポンプ操法大会の練習はかなり負担になっている団もあるとの意見もお聞きしています。長野市に関して言えば、ポンプ操法大会は各分団が持ち回りで出場するので、数年に1回の割合だそうです。 ただ、この出場も各分団に強制的にやらせるわけではなく、今回の大会でも私が聞く限り2分団が辞退しているとのことです。その2分団も、「あそこの分団が辞退するのか」とちょっと驚くようなところでした。長野市に関しては出場辞退も複数あるので強制とまではなっていないと思われますが、他の市町村や個別の分団の細かい事情はわかりません。 ポンプ操法大会については、賛否両論があるのは理解していますが、現段階でどちらか一方が正しいと判断するのは、少々乱暴かと思います。

消防団も市街地と中山間地、あるいは溢水の可能性がある河川付近の地区ではその中心的な役割が異なると思いますので、その地区の実情にあった活動をされるのが望ましいかと。そのなかでポンプ操法大会が、時代の要望や地域特性から必要ないと参加分団が減少していけば、自然と終了するのではないでしょうか。現状、ポンプ操法大会への出場に意味があると努力されている方もおられるので、その皆さん方には少なくとも敬意は払いたいと思います。

長野県では、台風19号災害(千曲川堤防決壊)における長野市長沼分団の避難誘導活動や長野県北部地震における白馬村消防団の救命・救助活動の活躍が有名な例ですが、消防団の役割は地方において依然として重要ではないでしょうか。 ポンプ操法とはちょっとそれますが、消防局長や消防団長と話すなかで、「消火活動」も重要ですが、「防火・予防活動」(近年、高齢者の家庭で多い火災の予防)、「水害・豪雨災害の予防」、「地震発生後の救助活動」等、今の時代にそった活動にすべきとの議論はしています。自主防災組織とも連携するので簡単な話ではありませんが。余談で恐縮です。

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