花粉が飛び交う季節になりました。ここ数日は花冷えや雨で花粉がおさまっているようですが、今週末から来週にかけては暖かくなるので、花粉も飛びそうです。自分も花粉には弱く、この季節は鼻炎薬が手放せません。(今は眠くならない薬を服用していますが、以前飲んだ薬のなかには眠くなるものがあって、会議中に意識を失いそう?になったこともあります)
市にも花粉がなんとかならないかというリクエストがありますが、さすがに林業は県や国が上位機関としてあり、全体の管理は困難であります。ちなみに、長野市内の森林総面積は52,491haで、うち市有林は3,328haで6.3%にしかすぎません。(民有林は森林面積の約8割を占めています)
国は花粉の少ない種類の樹木に植え替えを推奨しているようですが、順に伐採しても再び成長するには数十年かかるので、気長に付き合うしかありません。皆さんご存知のように、森林は木材だけでなく、水源地、間伐材はバイオマス発電燃料と資源となっておりますので維持は重要です。
なお、添付した写真ですが、数年前の3月末に小川村に所用で立ち寄った際のものです。山際がぼやけていたので、野焼きの煙かと思って聞いたらスギ花粉とのことでした。ゾッとしてすぐ帰りました。花粉症でなくともあの量なら誰でもクシャミがでそうです。

煙じゃありません、花粉です。

長野市森林経営管理計画より
